心から感謝できたきっかけ - part2 -
村上 法子今週はデビューウィークなので自己紹介的なことを書きます。前回の心からの感謝と喜びを感じられたきっかけとなった眼鏡について書きます。
人生でずっと諦めていたことが簡単に実現したのです。
特殊な処方なので対応できる眼鏡屋さんが限られていて、２歳から昨年店主さんがご高齢で引退されるまでずっと同じ眼鏡屋さんで仕立ててもらっていました。この処方なら指定の形とサイズのフレームで、と私には選択肢がなかったのですがそれが当たり前で仕方のないことでした。
昨年、紹介してもらった眼鏡屋さんはお洒落で雰囲気がよく素敵なフレームがたくさんありました。でもやっぱり、どうせ私には選択肢はないんだろうなぁと思って、この処方に合うフレームでお願いします。と伝えたら、
「でも何でもよくないでしょ？」と。
「え、選べるんですか！？」「え、選ばないんですか？」「え、でもこの処方ですよ」
「難しいですが、かけてみたいもの全部選んでいいですよ。選んだもので作れるか作れないかは私がひとつずつレンズメーカーに確認しますから」と。
選んでいいって言ってるよ、ちょっと意味わからない、しばらくフリーズ笑。
私にとってはたかが眼鏡、じゃなかったみたいです。このあたりから胸がざわついて、やったー、ワクワク、というよりも恐る恐る選び始めて、かけてみて見慣れない自分の顔に戸惑ながらも、うわぁっ⤴という初めての感覚が湧いてきたのです。いつもの嬉しいよりも深いところからあがって来てる感じ、心からの<喜び>の感情です。体感できた瞬間です。お店の方は諦めていたことをさらっと叶えてくれ、始終丁寧に接してくださり、「こちらこそ記念の1本をお任せていただいて感謝です」とニコニコ一緒に喜んでくれました。
これまでは、私にはできない、という前提を疑ったことがなく、どちらかというと諦めの入ったネガティブなトーンで購入していた眼鏡。それが、まさかその眼鏡を買いに来てこんな、感情が揺さぶられる展開になるなんて思いもよりませんでした。この時、完全に無視していた<ほんとはこうしたかった>という感情にも光が当たったんだと思います。
３週間後、受け取った瞬間に「ありがとうございますぅ涙」嬉しくてお店で泣けてきました。彼のおかげで、ほんとうはこうしたかったという気持ちに気づけて、憧れていたことが初めて実現できた、本当に嬉しい、なんか胸にグッとくるものを感じた。心からの<喜び>と<感謝>がわぁと自然に湧き上がった出来事でした。思い出しても泣けてきます涙
この体験をさせてくれた彼に感謝できたことで、この眼鏡屋さんを見つけるまで何件もの眼鏡屋さんに電話をかけて確認してくれた眼科の先生、レンズを作ってくれた方、眼鏡記念日だからと素敵ディナーを作って待ってくれていた友人、眼鏡用のセンス良いチェーンを作ってくれた友人、この為の外出を許可してくれた職場のボス、「これでいいです」じゃなくて「じゃあ選びます」と言えた自分、すべての人に感謝したい、って心から思えました。今ならほんとに水に感謝できます。
心からの感謝が体感できたら、確かに自分はこの瞬間幸せだなって感じられる。
そのエネルギーを纏っていたら、きっと周りにも自分の暖かいエネルギーは伝わります。
寝る時、ちょっと今日あった暖かい出来事や登場人物を思い出してありがとうって想ってみませんか
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投稿者プロフィール
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くれたけ心理相談室（大阪市支部 住吉ルーム）心理カウンセラー
天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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