慣れた頃に、ちょっとだけ立ち止まる

4月も後半に入りましたね。
新しい学校、新しい職場、新しいリズム。
桜が散ったあとの万代池公園では、華やかさのあとに、しっかりと活き活きとした新緑が目に映るようになってきました。

新生活を始めた方、そしてフレッシュな人や環境を受け入れた“見守る側”の人、それぞれに、少し落ち着いてきた頃かもしれません。

「もう慣れてきたよ〜」
「やっとペースつかめてきたかな」
「今年の新人さん達の“生態”が分かってきたぞ」などなど。

そんな今週末あたり、ふと緊張がほどけて、
「なんかどっと疲れた」
「寝ても寝てもまだ寝てたい……」
そんなふうに感じている人も、いるかもしれません。

最初のうちは、「初めてだし慣れていない」ことに意識が集中していたから、
落ち着いてきた今、「あ、慣れてきたな」と思えているかもしれませんね。

<慣れ>には安心感もあります。
でもその中に、実はちょっと疲れていたり、本当はちょっと違うと感じている、そんなちょっとした違和感を感じているけど、「慣れたからこんなものか」と自分の中の違和感をスルーしてしまうこと、ありませんか?

もしこの週末、「あー、がんばったな〜」「あー、なんか疲れたな〜」と感じたら、
その声を素早くキャッチ!

「もしかして、ちょっとがんばりすぎてたかも?」

<慣れる>って、素晴らしいこと。でも、無理に「順応し続ける」こととはまた別もの。
<慣れ>の中の自分の小さな声にも耳を傾けてあげられたら、自分とまわりとのかかわり方のバランスがとりやすくなるかも。

春、まだ始まったばかり。
今週末は、た〜っぷり“ご自愛タイム”、そして“ご褒美タイム”を満喫してくださいね。
ほっと、ゆるんだ週末を☺

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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