“なんとなく”をほどいてつくる、“気づき”の回路

パーソナルトレーニングとか、マンツーマン○○講座とか、個室美容院とか、マッサージ、エステなどなど、そういう「私と専門家だけ」の時間が、私は結構好きです。 みなさんはどうですか?

特にトレーニングやマッサージ、美容系は、自分が全く意識していなかった体の部位がものすごくガチゴチになっていたり、逆に、実はかなり発達していたり、思いがけない提案で新たな自分を発見できたり。  講座系では、深い知識に導かれたり、あっという間に謎が解けたりすることもあります。

自分にとっての「当たり前」や「思い癖」って、意外と気づかないものですよね。。。
でも、そこに専門家ならではの視点や解説が入ることで「はっ!」とするような気づきがやってくる。

私にとっては、的確に言語化して“見える化”してくれる、とってもありがたい存在です☺

◎何をやればいいのか
◎何を休めばいいのか
◎どこを伸ばせばいいのか
自分の体のパーツ単位で、自然と整理されていく。

思考や心のクセも、実は同じかもしれません。
「なんか最近モヤモヤするな…」という“もや”の正体が、「これは思考のクセかも」と気づけると、整理 → 判別 → 決断がしやすくなります。

「なんで?」「すごいよね!」「いつも○○だよね~」というような、家族や友人とのさらっとした会話の中に、「あ、たしかに!そうかも!」「え、私そうなの?!」みたいなヒントが隠れていることも。

気づくことで、整えたり選び直したりできる。
それって実は、脳の中でも新しいネットワークが生まれている瞬間なのだそうです。

新しい視点に出会うと、脳のニューロンが反応して、今までになかったつながりが生まれたり、通り道ができたりする。だから、気づきって、脳にとっても大冒険なのかもしれませんね☺

そんなふうに、誰かと1対1で向き合う時間って、
自分の知らなかった体の声や、思考のクセ、心の動きに気づく大切なきっかけになります。

見えなかったものが言葉になると、
◎ 整える
◎ 選び直す
◎ 育てていく
そんなことが、少しずつ自然にできるようになっていく。

心理カウンセリングも、実はちょっとパーソナルトレーニングに似ているところがあるかもしれません。今の心や考え方の“クセ”を見つけて、必要に応じて少し緩めたり、別の視点から見直してみたり。
それは「鍛える」というよりも、「自分を思い出していく」ような感覚に近いかもしれません。

気づきは、自分への理解が深まる小さな冒険。
今日もどこかに、そんなヒントがころんと転がっているかもしれませんよ。

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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