心の余白を思い出したオーストラリアの旅

記念旅行から無事に戻り、日常の再開です。
やっぱり白米、お味噌汁の朝食、そして湯船につかって自分の布団で寝ると、ほっとしますね☺

今回は、前回の記事に書いたように「原点回帰」という気持ちが湧いていたからか、ちょっといつもと違う気持ちで過ごしたように思います。
親しい人たちとのかかわり方や会話も、これまで以上に自然に、そして深く。

気を遣うことやお行儀よくいることと、自然な思いやりの気持ちの違い。
ただ聴くことと、「自分がその輪の一員である」と自覚しながら聴くこと。
そして、“知りたい” と心が湧き上がるところから自然と生まれてくる会話を愉しむこと。
昔からの仲なのに[はじめまして]のような感覚でした。

自分の中の変化が、一歩踏み込むことを自然なこととしてくれて、ただ、ある、いる、という感覚でいられると、お相手もすっと道の先に導いてくれて、絆もより深まる。そんなことを体験できた、素敵な時間でした。

そして今回もう一つ感じたのは、自分の再発見でした。

美術館、街中のオブジェ、町並み、建築、海、花々、音楽。
「ああ、私、こういうものが本当に好きなんだなぁ」と改めて実感しました。

日常の中では、わりと「ながら」でざっくり見聞きしていたけれど、それぞれの為だけの時間、一つ一つの好きな事だけを満喫する時間をとることができました。そうすると、眠っていたワクワク感が湧き上がってきて、素敵!のその先にある想いなどにも気が付くことができました。

散歩中には「今、私なーんにも考えてなかったな」と気づいて、そこから生まれる心の余裕—“何もないのに、たっぷりある” という感覚になって、満ち足りた気持ちにもなれました。

こんなふうに、一つ一つ・一瞬一瞬の自分の心のありようを、日常でも見逃さずに心地よく過ごしていけたらいいな、と感じています。

一日のどこかで、数分だけでも自分のためだけの時間、自分の喜びの為の時間を選んでみる、そんな風にすごしてみたら、あったかい気持ちになれるかも☺

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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