交感神経全開ウィークのあとにやってくる、ぐったりモードの正体

またお久しぶりの投稿になりました。ゴールデンウィークどのように過ごされましたか?

私はゴールデンウィークの少し前に東京入りし、5日間みっちり講座受講とアシスタントワーク、セッション、妹や友人や恩師とも素敵な食事や時間を共に過ごして、エネルギー満タンで帰ってきた…はずだったのですが。。。帰宅後、荷ほどき・掃除・洗濯を終えた数日後、なんと咳と熱でまるまる3日間寝込むはめに😿あまり熱を出さないタイプなので、びっくり。

でも、これは珍しいことではないのかもしれないなぁと。
明日からは連休明けの週末。もしかしたら、連休中に私と同じように目いっぱい活動して、交感神経フル稼働モードだった方の中には、「ほっ」としたタイミングでぐったりしてきた…なんて方もいらっしゃるかもしれません。

たとえば、<渋滞中の運転に集中しっぱなしだった><久しぶりの友達との旅行、張り切ってフルスケジュール><子どもの行動にハラハラし続けた><「あと2軒でくいだおれコンプリート!」と気合い全開>とか 笑

そんなふうに、普段と違う環境下では、無意識レベルで感情や疲れを抑え込んでがんばることがよくあります。それが終わって「やっと安心」した途端、ぎゅっと抑えていたものがどっとあふれてくる。まるで、「やっと泣ける」みたいに。

心も体も一気にゆるんで、風邪のような症状が出るのは、ごく自然な流れだったりするのです。

そしてもうひとつ、見逃せないのが、<免疫系の“後手反応>です。

無意識レベルでがんばっている間、体は「今はハッスルする時だから!がんばり時なの!」と判断して、免疫の働きをあえて抑えることがあります。これはいわば非常事態モード。エネルギーを目の前のことに集中させるための、体の知恵なんですね。

ところがそれが終わって、やっと安心できる状況になると、「よし、今から回復モード入るよ〜」と、ようやく免疫システムが本格始動。
その結果として、熱が出たり喉が痛くなったり、風邪っぽくなるわけです。

「体調不良=悪いこと」ではなく、安心したからこそ出てきた大切な反応「いま出てるこの不調、ちゃんと回復しようとしてる証なんだよ」と、体が教えてくれているようなもの。

なのでこの週末、もし風邪っぽかったり、だるかったり、眠かったりしたら、無理していつもの調子に戻そうとしないでくださいね。

予定を減らして、布団にごろんとして、温かい飲み物飲んで、明るい時間に長風呂して、スマホもほどほどにして、寝られるなら、昼でも遠慮なく寝る!…「もうがんばらなくていいよ〜」って、自分に声をかけてあげてください。

“ちゃんと疲れを出す”のも、回復の大事なプロセスです。

連休が楽しかった人も、ちょっと疲れた人も、この週末は、ほっと一息、
「今のわたし」にちょうどいいペースで過ごせますように☺

「今じゃない!」と体に言われた免疫たちが、ようやく動き出すとき。そんなときこそ、自分にいちばんやさしくしてあげたいものですね。
ご自愛タイム♡の週末を☺

 

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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