引き出しの奥と心の奥。年末の大掃除

住吉ルームの2階を少しずつ整理しています。
来年から2階も使って、セッションや、リアルお話し会など、皆さまが集える場所にしていく予定で、その準備です。

昨日は家具を移動し、引き出しと棚の中を集中的にやっつけました。結果、じんわり筋肉痛です(笑)

中でも難敵だったのが、引き出しでした。
父が取っておいてくれた、子どもの頃の作文や学芸会のしおり。旅行好きだった祖母からもらった、各地のキーホルダー。父の小学生時代の通知簿、ゴルフのスコア表、仕事道具、ボーナスの明細書まで。どれも<ぽいぽい>とは捨てられず、いったん手を止めて確認して選別。思いのほか時間がかかりました。

手書きの文字って、やっぱり不思議ですね。温かさというか、その人らしさが残っていて、当時の思い出にダイレクトに導かれる感覚になります。
とはいえ、センチメンタルにすべてを取っておくわけにもいかず、現実的に処分するものもたくさんあります。

片づけって、タイミングや自分の心持ち次第で、すっと手放せる時もあれば、見たくもなくて「えいっ」と勢いで手放す時、ありがとうの気持ちで送り出す時、何周も回って「やっぱり、もうしばらくいてもいいよ」となる時もあって、本当にいろいろで面白いですよね。

私は何度も大きな片づけを経験してきました。今回やっと落ち着いて、引き出しの中--開けなかった・見なかったところを、わざわざ開けて手放すことができました。

たぶん、自分が無意識のうちに心の中に持っていた「ぼちぼち細かいところみたらどうよ」のそんな風な決意が片付けを通してでてきたのなかぁとも感じました。

年末に思いがけず、少しディープな大掃除になりました。
<和モダン>風を目指して、もう少し頑張ります!来年はカウンセリングルーム、書道のアトリエ、世界から来て暮らしているみんなが、あたたかさや心地よさを感じて集える場所になるよう、心を込めて磨き上げています☺

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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