思い癖 ついやってしまうこと
昨夜は子供のように食事を終えたらそのままの姿勢で寝落ちしてしまっていました笑 いい感じの疲労感と満腹感で幸せだったんでしょう笑
昨日は篆刻とお習字のお稽古の日でした。片道1時間半かけて売布神社駅(←読めますか? 正解:めふじんじゃ 宝塚の近く)までかけて1か月に2回通っています。初めて刀で石に刻する練習は、直径2.4cmの石に太さの違う直線を書きまっすぐに掘ることからでしたが、これがかなりのチャレンジでした。刀の握り方、石へのあて方、角度、力加減を体感で覚えていく。最初はおそるおそるで、ただ石の表面を引っ搔いているような感じの浅い堀りでしたが帰る頃(3時間経過後-指も腕も首も眼も疲労困憊・・)には、なんとか感覚はつかめてきました。集中できるし、ハマりそうです。
お稽古までにお習字の宿題がでます。昨日提出分は、どうしても、日を変えても、何度書いても、最初の1文字が自分的にはうまくかけず気に入らなくて、「最初でつまづいて残りの3文字やる気喪失」状態でした。なので最初の1文字ばかり練習するけれど、やっばり気に入らない。分解して、はらいだけ練習したり、横線だけ練習したりと、どんどん考えすぎる状態になってしまう、、、というループに入ってしまいました。
母に「あんた自分で満点だすまでやろうと思ってたら、そんなんえらいことやで。一枚を最後まで書き上げてみな。自分の思う100点と先生やら他の人からみた100点と一緒のことなんてめったにないで。今日はこれが傑作やおもて締めくくり」と通りすがりに言われました。
確かに、、、気になったら突き詰めたい。若干(いや、かなりそうやで!と突っ込まれる気もします)完璧主義の気がまだあるようです。「どうせやるなら美しく最高な状態にしたい」という気持ちが確かにあります。これがモチベーションで努力したりするのですが、極めたいと思うあまりに考えすぎたり少し<修行チック>になりがちな自分があることに改めて気が付かされました。<乗り越えてこそ>とか<困難を呼び寄せて進化する>とか。しかも、割と乗り越えられるからだんだんそれが当たり前な状態になる。だから次のチャレンジを探しに行く・・・。
自分を証明するために困難を呼び寄せて乗り越えて、できた!を実感する。私は体感するのが好きなんですね笑 でも、シンプルにただ楽しみだから、ということがモチベーションでもいいですよね。<なしとげなくちゃ>とかではなくて、<気になるから、楽しいからやってみたり続けたらできるようになった><好きだからずっと続いてる>という風に。せっかくの新しい趣味が修行になる前に気がついて良かった、と心底思いました。こんな気づきだけでも、気が付くだけて意識と行動が陽の方向にリダイレクトされます。
何かのタイミングで、そういう風にちょっと立ち止まって自分の<思い癖>なんかについて感じてみるのもいいかもしれませんね。
投稿者プロフィール
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くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー
天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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