「気合だけでどうにかする」のをやめてみた

今日から3月ですね。大阪は今日は春が近づいてきたかな、と感じられる暖かな1日です。
また久しぶりの投稿になりました。思いがけないことが重なった1月2月は心と体の状態に完全に任せてみる、ということを意識して過ごしました。お仕事もしながらですが、何をして何をしないか、を頭で考えて選択することよりも、その時の心と体の状態に完全に委ねてみることにしました。この期間の事をちょっとシェアしてみます。

「気合だけでどうにかする」のをやめてみた

義務感や責任感、「気持ちだけで乗り越えよう」「体力でなんとかしよう」と無理をすると、心と体のバランスは崩れてしまいます。私は今回、それを完全に手放してみることにしました。いつもの自分のと違う状態でも、今の自分が「調和している」と感じられる範囲で行動してみることに。

たとえば、感情やフラッシュバックが出てきたとき、無理に気をそらすのではなく、「あ、また思い出してるな」「衝撃だったもんな」と静かに受け止める。それと同時に自然に落ち着けることを取り入れました。

私の場合は、外に出て散歩をする・ぼーっと海外ドラマを観る・ ジムに行って体を動かす・ 集中が途切れたら一旦手を止める・友人や同じ活動をしている仲間と話してみる、といったことをしながら、「でももう終わったことだし、よく頑張ったな」と自分に声をかけていました。

こうしたことを実践するのは、職場にいると難しく感じるかもしれません。仕事をしていると、自分のペースで気持ちを整える時間が取れないこともありますよね。でも、そんな時でもできる小さな工夫があります。

・ 深呼吸をする
・好きな飲み物を用意する(香りのいいお茶や温かい飲み物でリラックス)
・手を温める・軽くストレッチする(体を動かすことで気持ちを整える)
・短い休憩で席を立つ(窓の外を眺めたり、トイレで軽く伸びをする)
・信頼できる同僚と少し話す(「最近どう?」と何気ない会話をするだけでもOK)

どれもほんの数分でできることですが、積み重ねることで気持ちの負担を軽くする手助けになります。
もし、心身の限界だと感じたらお休みをとったり早退をして自分が一番安心して落ち着ける場所へ行くことも大切です。

「がんばる」よりも「ゆるめる」ことの大切さ

「どうにかしなきゃ」と思いすぎて苦しくなっている時、心と体はいつも私たちに大切なサインを送っています。無理に対処法を探すよりも、「今、何をしたら落ち着けるかな?」と小さな行動をとってみることが、一番のケアになることもあります。

一人で抱え込まずに、友人や同じ活動をしている仲間と話してみる ことも、大きな助けになりました。自分の気持ちを話すことで安心できたり、新しい視点に気づけたりすることもありますよね。気負わずに、ただ「最近ちょっとこんなことがあったのよ」と話すだけでも、心が軽くなることがあります。

みなさんも、「がんばらなきゃ」と思いすぎることはありませんか?
ときには、「気合で乗り越える」のをやめて、心と体に任せてみるのも、一つの選択肢だということを思い出してみてください。

 

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
 村上法子のプロフィールはこちら
 セッションご予約はこちらからお申し込みいただけます

コメントはお気軽にどうぞ