"支えすぎない”って、むずかしいけど心地いい
昨日も、片道切符のフランス国籍の留学生さんと一緒に、区役所、不動産屋さん、携帯の手続き、そして夕食まで、午後をまるっと過ごしました。…まるでオカン(笑)。
賃貸の申し込み時に「日本の電話番号と日本国内の住所」が必須条件となることが多く、今回もそのパターンでした。この条件、ほんと毎度のことながら厳しい。家がないから借りたいのに、住所が必要って…ってところで、入国直後の留学生さんは「え!意味ワカラナイ!」となるわけです(涙)。
でも、頼りになるエージェントさんと、私(笑)のおかげで、ここはなんとかクリア。
今回、自分の心の持ち方と関わり方が、昔と比べて変わったなぁって気づきました。
以前の私だったら、こんな片道切符で、寝るところすら決めていない外国人を目の前にしたら、とことん手取り足取り、全部やってあげていたと思います。
でも今は、健全で心地いい「境界線」があります。
「本人が選択したことを信じて、応援して、見守る」
そんな伴走者として、ちょっと最初の起動部分にだけ力を入れて、あとは様子を見ながらペースを調整して、徐々に本人に任せていく感じ。
たとえば、以前なら「この書類も私が書いてあげるね、ホテルも探して予約してあげるね」と手を出していた場面で、今は「ここにこう書くといいよ」とアドバイスだけ。
「自分でなんとかします」と言われたら、「そっか、じゃあ頑張るんだよ!」と任せる。
そんな小さなことの積み重ねが、境界線を保ちつつのサポートになるのかなって思います。
自分の安心のために、手を出しすぎない。
ハラハラしながらも、相手の選択や力を信じる。
そして、必要なときにだけ、ちょっと手を差し伸べる。
そんな関わり方が、今は心地よくできるようになっています。
こういうことも、お互いの“エネルギーの交換”だなぁと感じていて。
受け取る側も、過剰だと感じたら受け取りきれないことがあるし、
与える側も、与えすぎてしまうと、自分が苦しくなったり、続けられなくなったりする。
この部分って、「こんなに○○したのに…」とか「○○してもらっているし…」みたいに、言葉にしづらい〈気遣い〉を無意識に飲み込んだりしがち。せっかくの善意や思いやりが、ギクシャクの種になってしまうのはもったいないなぁと思うのです。
そんなことを考えていたら、カウンセリングも同じだなぁって、しみじみ思いました。
目の前の人を“信じて、待つ”って、簡単なようでいて、けっこう勇気がいること。でも、支える側が信じて待ってくれることで、クライアントさん自身が「自分で選んで、進んでいいんだ」って思えるようになる。その安心感が、じわじわと力になっていくことを見せていただいています。
たとえ不安そうでも、どこかでちゃんと自分で決めたいって思っている人がほとんど。だからこそ、「大丈夫、あなたならできるよ」っていうまなざしで、そっと隣にいることが、実はすごく大きな支えになるのかもしれません。
とはいえ、、、ついついオカンモードが出てしまう私ですが(笑)。そのぶん、「信じて待つ」という選択ができたとき、自分自身もちょっと成長できたような気がしています☺
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
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くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー
天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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