本気の情熱

今週はデビューウィークなので自己紹介的なことを書きます。 以前勤めていた日本語学校で好きだったことを書きます。

日本語学校で働いていた時に、母国から留学申請をしてくる学生さんのビザ申請のための書類の確認や翻訳をしていました。ものすごい種類と量の書類の隅々まで読み込み、和訳が必要な書類の翻訳をします。私が一番好きだったパートは<修学理由書>(志望動機)の翻訳です。ここには、本当に<本気の情熱>が詰まっているからです。

何がきっかけで、いつから日本や日本語に興味を持ったか、日本で日本語を学ぶためにこんなに努力している、日本に行けたらこんな風に生活して、日本文化への理解を深めたい、私が日本にもたらすことのできるいい影響はこんなこと、等、とにかく超具体的に情熱的に書いてきてくれます。読んでいて風景が目に浮かびました。

<この熱量をそのまま、もちろん文意は変えないけれどより伝わりやすい日本語訳>にすることを意識していました。というか、原文がそうさせるのです。こんなアツイ文章、Googleさんには任せられない!という使命感が湧いてきます 笑

本人はきっと「もうそうなっている」というマインドで行動しているのでしょう。ビザ申請もまだだし、許可も下りてないのに「日本での学費と生活資金にするので家売りました」とか「日本に留学するってボスに言って仕事辞めました」とか「日本で研究活動するって言ったら休学させてくれました」とか、オンライン面接で嬉々として話してくれます。

「家売ったん!?西洋人は無鉄砲すぎじゃ・・・」というのも聞こえましたが、私、こういうの大好きで本気で応援していました。本気で願いを実現させられるって信じて、ワクワクしながらビジュアライズできるって、すごいなぁと。この人が本気で人生で実現したいことを絶対に実現させる!と私も本気モードで取り組みました。私にとっては申請書類の一部の事務処理じゃなくて、もう人間同士のコミュニケーションです。私のエネルギーまで陽のテンションで巻き込まれていって、こちらこそ関わらせてくれてありがとう!という気持ちになりました。

心から願っていることが現実化する、って信じて「もうそうなっている」ことをイメージしてワクワク感から選択、行動したら、関わる周りの人が自然とサポーターになってしまう。そしてその願いはしっかり実現できた。

すごく大切なことをみせられた体験でした。

日常でも取り入れやすいので、ちょっとしたことから試してみませんか?

 

私がよくやるのは、<先行抽選当選したから有給取って○○のライブに行ってアリーナで弾けています!>です 連勝中です 笑

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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