心にふれてくださった皆さまへ
明日から8月ですね。
今日は、今年の前半に出会ったみなさまのことを思いかえしていました。
初めてご縁がつながった方も、お久しぶりにお会いできた方も。
ご自身を見つめなおす道の途中にいらっしゃる方、
一期一会の出会いの中で世界とのつながりを感じさせてくださった方——。
この半年、多くの方におひとりおひとりの中にある世界を見せていただきました。
気づきの瞬間に立ち会わせていただいたこと。
ざわざわしたり、しくしくしたりしながらも勇気をもってお話ししてくださったこと。
たとえモヤモヤが残ったとしても、それが新しいスタートになることもあれば、納得して一区切りを迎えることもありました。
どんな形であれ、時間を共にしてくださったことに心から敬意を表します。
そして、感謝の気持ちでいっぱいです。
カウンセリングのあと、お見送りして「さようなら」とお別れした後も、ふとした瞬間に「あの方、どうしているかな」と思い出すことがあります。
まるでテレパシーのようにご予約をいただくこともあれば、静かに時が流れていくこともあります。
カウンセラーという職業上、「ねえ、今どうしてる?」とこちらから声をかけることはできません。
でも、一人の人間として、これまでご縁のあったみなさまのことをいつもどこかで気にかけている、ということはお伝えしたいと思います。
今この時間のなかで、おひとりおひとりにとって必要なことが、その方にとっての最善のかたちで、日常の中に、体に、心にそっと起きている。私はそんなふうに信じています。
その場ではピンとこなかったことが、数日後、ふとした瞬間に「腑に落ちる」ことがあります。
変化は、“じわじわ”と時間をかけてしみ込むこともあれば、“カチッ”とスイッチが入るように突然訪れることもあります。
無理なく人と話せるようになったり、迷っていた選択がすっと決まったり、「こうしなきゃ」が「こうしたい」に変わる瞬間もあるでしょう。そんな小さな違いこそが、大きな変化のはじまりです。
なにも感じないように思えたり、なにもしていないように思えるときも、ただその瞬間にいる—
それは、必要だから起こっている「静かに整っている時間」なのだと、私は感じています。どんな小さな変化も、心と体が少しずつ動きはじめているしるし。
そんな静かな時間にこそ、人との“差”や過去・未来の自分との“差”ではなく、「違い」や「わたしらしさ」として受けとめられるようになるのかもしれません。
そうやって、愛おしくて大切な“わたし”を思い出したり、わかりなおしたり、少しずつ、理解できるようになっていく—私は、そんな時間を信じています。
どのドアを開けるか、一緒に「うーん」と悩んだり、道半ばの皆さまの伴走者として、必要なときにふと思い出していただけたら嬉しいです。
これからも、ご縁あるみなさまと共に歩めるよう真摯に過ごしてまいります☺
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
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くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー
天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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