「わかりあう」って、どういうこと?

くれたけ心理相談室のお題「わかりあう」って、どういうこと?について書いてみました☺

自分自身のことを振り返ってみて、そして日々ご相談の場に立ち会うなかで、私なりの「わかりあう」について考えてみました。

セッションの中で、私は〈知り合いなおす〉〈はじめましてを何回も〉ということをしています。
「ほんまにぃ?」「ほんまや!」「そやったん!?」「え、今?!」と、色々と面白いものです笑

私自身のことだけでいうと、「わかってほしい」ということを前提にしないほうが人と話しやすいタイプです。「わかってもらえるはず」と思って話していると、相手の反応が少し違っただけで、「あ、そこは伝わらへんねんや」「やっぱりわかってもらえへんのかぁ」と、がっかりしてしまう。そんなことを繰り返した結果(なんやかんやのドラマや経過は割愛しますが(笑))、「この人は私ではないから、全部はわからなくて当然」と思うようになりました。
そうすると、わかるところはわかる。わからないところは、「そうなんや~」と、そのまま受け取る、そんな技を身につけました。

これはちょっとドライな感じに聞こえるかもしれません。でも私にとって「わかりあう」ということは、同じ気持ちになることでも、同じ考えになることでもないのかもしれません。だから、「全部わかってほしい」とは思わなくても、「わかろうとはしてほしい」のだと思います。

結果として、わからないことがあってもいい。わからないから聞いてみる。
違っていたら、「そうだったんだ」と、またひとつ知る。そして、違うままでも大切に扱う。

パートナーでも、家族でも、友人でも、そんなことを繰り返しながら、少しずつお互いを「知りあって」いくのかなと思います。違いに戸惑うこともあるでしょうし、「そこはやっぱりわからないな」ということも、きっとあります。でも、お互いを通して、それまで自分にはなかった世界を知ることもあります。

私にとっての「わかりあう」とは、お互いを違う人として受け取ったうえで、それでも知ろうとし続けること。「全部わかった」ではなく、「まだ知らないあなたを、これからも知っていく」。

だから、「はじめまして」を何回も、になるわけです。これ、なんだか愛おしくないですか?☺
私はそのくらいの「わかりあう」が、ちょうどいいような気がしています。

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子くれたけ心理相談室(大阪支部)住吉ルーム
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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