疲れている時は素直に寝てみる

謎の夜間の高熱と頭痛とありえない眠気の1週間からやっと解放されたら、今日は急に色んな意欲と体力が戻ってきました。(ビールと唐揚げを食べたいくらいに回復!) 本当に体とマインドってリンクしているのだなぁと実感しました。

自分の意志に反して体が動かない時ってみなさんはどうされますか?お勤めされていたり、子育てされていたり、自営されていたり、看護介護されていたり、「自分がいないと困る、迷惑がかかる」というような責任感や義務感からくるプレッシャーや罪悪感から必要な心身のお休みをとれない、または休んでいるつもりでも休めていない、こんな時にどうして、と自分を罰する気持ちがでてきたり、そんな真面目で誠実な方が多くいらっしゃるのではないかと思います。

私も会社員時代は本当に「激務上等当たり前」的な生活をしていたので想像はできます。けれど結局体を壊して休職退職を繰り返してしまいました。

「自分を大切に」というフレーズはよく聞くけれども、そんなことは二の次、「周りに迷惑がかかる、仕事に支障が出る」が気になる優先順位第一位で入院中もあの案件、、の夢を見てうなされたり。私の場合は心身共に徹底的に壊れるところまでいき、完全に強制終了して動けなくなってから、やっと「なんでこんなことになったんだけっけ」と自分のことに意識が向き始めました。

もし、同じような体験をされている方がいれば、体のサインは心のサインだということに気がついて欲しいです。「寝たら治る」「風邪っぽいくらいで」を些細な事だと捉えていたとしたら、些細な事だからこそ繰り返していませんか?塵も積もればで、無視し続けているとなかなか大きな山になってしまっていたりします。しかも継続は力なり、で耐性がついてしまって何も感じなくなってしまって、山が岩になってしまったりします。

そうなる前に、もし、一週間頑張った今日の夜、「がんばったなぁ、疲れてるなぁ」と大きなため息がでたり、帰りの電車で寝過ごしたり、食事しながら寝落ちてしまったら、「疲れている」ことを受け容れて、いろんなことを反省したり深く考え始めず、ただ休んでください。友達のラインも会社のグループメッセージも、見なくても大丈夫。それを自分に許可してみてください。

目覚めた時に、数時間だけでも自分のために自分を労わる時間がつくれたなぁ、よくできました!と自分を褒めてあげてください。小さなことかもしれませんが、これも塵も積もれば。ここから自分を大切にするってどういうことかなぁと分かり始めるかもしれません。

ゆる~い週末もいいものですよ。

そうはいっても、もし頭が動き続けていたり、なんかざわついたり、わかっているけれどできない時、そんな時には住吉大社お散歩がてら会いに来てください。一緒に今なにが本当は必要で、何からだったらできそうか探してみましょう。

 

投稿者プロフィール

村上 法子
村上 法子
くれたけ心理相談室(大阪市支部 住吉ルーム)心理カウンセラー

天王寺からチンチン電車 (最寄: 帝塚山三丁目駅)で約10分 万代池公園ほとりの静かなルームで活動しています。英語対応も受け付けています。
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